「ホーンテッドマンション」
2017.10.31
みなさん、こんにちは!
今日は、ハロウィーンにちなんで、999人のゴーストたちが住むアトラクション「ホーンテッドマンション」に注目してみました!
この大人気のアトラクションは、世界中のパークにも存在。でも実は、アメリカ、フランス、香港と、国によってストーリーや外観、名称も違うって知ってた?
最初にオープンしたのは1969年、カリフォルニアのディズニーランド、ニューオーリンズ・スクエアでした。外観は、当時ニューオーリンズ(南部)で建設されていたヨーロッパ風の建物で、美しくておしゃれ! まさか999人もゴーストが住んでいるとは……。
日本はご存じゴシック様式を取り入れた建物。これは1971年にオープンしたフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドにある建物を踏襲。フロリダでは、アメリカ建国当時をテーマにしたリバティ・スクエアに建設したので、南部風ではなく中世ヨーロッパの荘園領主の館風にしたとか。やっぱり、日本とそっくり!
ところが、ヨーロッパのディズニーランド・パリはというと、どちらも新鮮味がないということで、アメリカ西部開拓時代をテーマにした外観に。名前も「ファントム・マナー」(英語で“幽霊屋敷”という意味)。
香港版も名前が違っていて、その名も「ミスティック・マナー」。なんと、歌を歌う楽しげなゴーストは中国人の死生観にあわないという判断から内容も変更。ゴーストを登場させずに、圧倒的なイリュージョンを見せるマジックショーに。
こうやってあらためて比べてみると、“楽しませる”ことへの強い思い、建設するエリアなど世界観を大切にするこだわり、お国柄・国民性にあわせて内容までもガラリと変えてしまう潔さなど、本当にスゴイことばかり!!
これぞディズニーが、いつの時代もどの国でも、愛されている理由なのかな?
ともあれ、世界中すべてのパークで体験して、比べてみたいなあ~!
ディズニーファン11月号増刊「ハロウィーン特大号」では、誕生秘話から開発者の苦労、国別に見た特徴などをまとめた「世界の『ホーンテッドマンション』ミステリー」を掲載! もちろん、東京ディズニーリゾートのハロウィーン情報も網羅しているので、ぜひ読んでみてね!
(でぃぐにん)