『アーロと少年』
2016.03.14
3月12日(土)から、ディズニー/ピクサーの最新映画『アーロと少年』(日本語吹き替え版のみ)が公開されたよ!
この作品、昨年11月にアメリカで公開されて、すでに第73回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、第43回アニー賞10部門にもノミネート。
どんな作品かというと、とにかくCG映像がスゴイ! リアルでキレイ!!
映画が始まってすぐに、「えっ!? 実写?」と頭をよぎったほど。
川の流れや川面のキラメキ、針葉樹の葉一枚一枚がそよぐ様子、土煙、雨粒、雲、そして圧倒的な存在感を見せつける大自然――。
聞いたところ、“アニメーションの映像革命”と言われるほどの映像美で、アメリカの映画界では、「ピクサー史上最も感動的で美しい最高傑作!」と絶賛なんだって!
さらに、自然の厳しさや恐さも見事に表現していて、その技術は、まさに“ハイパーリアル!” 大自然を単に物語の舞台としてでなく、ひとつの“キャラクター”として扱ったというけど、その意味がよくわかる。
そして、もうひとつこの映画をおもしろくしているのが、「およそ6500万年前に、もし隕石が地球に衝突せず、恐竜たちが絶滅しなかったら?」という設定。
そう、恐竜が知恵を持ち、文明を築いて言葉を話している世界なのだ。
人間はといえば、単に哺乳類の中のひとつの種で、野生動物のように暮らして、言葉も話せない。現代の人間と動物との関係が、まったく逆転した世界のオハナシ。
物語は、簡単に言うと、“迷子になった弱虫の恐竜アーロと、言葉を話さない孤独な少年スポットが、一緒にアーロの故郷を目指す”というもの。 ピーター・ソーン監督が「家族の愛情や友情をシンプルに描くことを心がけた」というだけあって、セリフの数は少なめだけれど、表情や動きで家族への想いや友情を表現していて、しっかり感じることができる。
家族への想いや友情は、言葉にしなくてもわかるものだと教えられた気もしたりして。
みんなも感じてね!
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(でぃぐにん)